絶望に近い失望感の涙の面会


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ようやく今日、逮捕されて以来1ヶ月ぶりに接見禁止が解けた夫に面会ができました。

親身になってくださる読者さんのメッセージ通り「面会者が泣くと、中の人は何もできないから辛いだけ」と伺っていたので、そのつもりでいたのですが・・・

やはり涙の面会になってしまいました。

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警察署の中にある留置所の面会室は、よくテレビドラマに出てくる透明のアクリル板で仕切られていました。

朝一番10時からの面会を早めに受付をして、面会簿に住所名前を記入して本人証明書を見せて順番を待ちました。

順番を待つ間に座っている椅子には、私と同じく面会に来たそれらしき方もいて、「バカだよな、警察なんかに捕まって、一生棒に振っちゃったよな」という話し声が聞こえてきて、気持ちが沈みました。

絶望に近い失望感の女性

私の面会の番になり・・・

先に面会室に通され夫を待ちました。

しばらくすると扉が開いて、またしても護衛のような担当官に連れられて夫が入って来ました。

「元気か、ごめんな」というのが夫の第一声でした。

私も何か話しかけようとした時、その担当官が遮るように「奥さん、今日は面会が混んでるので15分でお願いします」と言われました。

受付では20分と聞いていて、20分でも短いぐらいと思っていたのですが、それを更に15分に5分短縮はあんまりだと思いました。

私は夫に「どうして、こんなことに?」と聞きました。

すると夫は、「事件のことは話せないこともあるので弁護士から聞いてない?」

と、暗に隣りの担当官に聞かれてはいけないという感じが読み取れました。

「じゃあ、裁判にならないと私は分からないんだ」と言うと、「ごめん、まだ取調べがあって、追起訴されると思う」

「そうなるとまた接禁かもしれない」

それを聞いた時に、まだまだ事件の取調べは終わってないんだと思い、それに接禁(接見・面会禁止)という言葉に絶句してしまい、また「会えない、話せなくなる不安」から、泣いてはならないと思いながらも、勝手に涙がこぼれ出してきて話せなくなってしまいました。

私の抱えてる気持ちや、ひとりで決めかねてることを、まだひとりで抱え込まなくてはならないという絶望に近い失望感がありました。

その間に夫が、お願いを聞いてくれるかと、「ここに入らない衣類を宅下げしたから持って帰ってくれ」「週刊誌を差し入れしてくれ」「お金もあれば差し入れを頼む」と言って、私は頷くだけでした。

非情にも、そろそろ時間ですと言われました。

私は「えっ」という顔で担当官を見たと思います。

担当官の方が、「そろそろ15分経ちましたので」と仰るのを遮るように、私は夫に「いま叔母ちゃんが泊まりに来てる」と言うと、夫が「そうか良かった」と安心したようでした。

「ふたりで待ってるから早く帰ってきて」と伝えました。

その後、少しだけ叔母の話をして15分も超えて、特別何かを話せたわけでもなく、ただ会っただけのような面会になってしまいました。

最後に夫が「手紙、出したから」「次いつ来れそう?」と聞いてきたので、頷きながら次の休み・・・と答えました。

担当の方が、夫を連れ去る時に「今日は奥さんの涙で大目にみましたけど、次回から時間は守ってください」と注意されました。

面会は絶望に近い失望感がありました。

絶望に近い失望感の涙の面会

透明のアクリル板の向こうに居たのは確かに夫で、声を聞くことができて話すこともできて、肝心なことは話せないまでも重荷が少し取れたような気がします。

それでも面会室という特殊な場所が原因なのか、透明のアクリル板が意思の疎通を強く遮っているようで、夫の気持ちが伝わってきませんでした。

担当官に聞かれてはならないことがあるにしても、今が一番気持ちをひとつにしたいのに・・・

それさえできない絶望に近い失望感に覆われて面会室を出てきました。

その後、涙をふきながら。

受付で、夫に頼まれた衣類の宅下げ(持ち帰り)と、近所のコンビニで週刊誌を購入して現金1万円を差し入れして帰宅しました。

それらを含めて面会にかかる時間が、家からの往復で4時間から5時間です。

それだけの時間をかけて、たった20分の面会でしかもアクリルの透明板がものすごい無言の圧力で意思の疎通を遮断してきます。

これが今の私たち夫婦の置かれた立場なんだと思うと、余計に悲しくなるだけの面会でした。

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街角法律事務所

私は最初、任意整理という方法で債務整理をしました。

40回ほど1度も遅延せず分割金の支払いをしていたのですが、思わぬ状況から(記事で察してください)人生をリセットしたくて残りの借金を自己破産させていただくことで相談しています。

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