とうとう引越してきて、新しいパート先の初勤務、出勤日を迎えました。
100円ショップのパートを退職し約1ヶ月間、心身共に鈍りに鈍っていた頭と身体、パートモードに戻るのも時間がかかりそうですが、借金返済は待ってはくれません。
心機一転、頑張らなくてはという気持ち。
ですが裏腹に当日の私はと言うと、前夜から緊張して眠れなかった、なんて事は全くなく、連日の引っ越しの片付け作業の疲れで準備の時間ギリギリに目を覚ます始末でした。
鈍りに鈍っていた初日のパート勤務。
急いで身支度を済ませ、軽食を流し込み、パート先へとママチャリでいざ出発。
5分で到着、こういう時に近い職場と言うのはやはり便利です。
初日の勤務時間は11時~15時と中途半端でした。
それでも文句等は言えません。
気持ちをパートモードに切り替えて・・・
まずは、店舗に入り店長に付き添われて、先輩パートさん達に挨拶兼自己紹介です。
これまで何度も経験している初顔合わせ。
第一印象が肝心と、私は心を込めて挨拶と自己紹介をしました。
その日の先輩パートさんは2人、どちらの方も人柄の良さそうな方でひとまず安心しました。
初日からレジ接客でした。
挨拶、自己紹介の後、私の予想に反して店長はレジの操作を怒涛の様に私に説明し出しました。
私は正直、初日は接客応対の説明ビデオを観るか、掃除から教わるものだと思っていました。
今までの経験上そうだったからです。
ですがいきなりレジに入り接客。
いきなりの実戦投入に面食らってしまいました。
いくらレジの経験があるとは言っても、操作の仕方、釣り銭の位置等は以前のパート先のレジとは微妙に違います。
戸惑いながらも即戦力扱いは嬉しいもので、ここは頑張りどころと思い、精一杯の接客をしながらレジ業務をしました。
バックヤードもしなくてはなりません。
レジは長年の経験から、慣れればどうにかなりそうだと思いましたが、一番苦労しそうなのがFFと呼ばれる店舗内で作られる揚げ物です。
レジの奥に一歩入ると、揚げ物用の業務用フライヤーが並びます。
商品毎に揚げ時間等のマニュアルが違い、覚えるには相当な苦労が必要そうです。
FFの経験もありはしますが、それは6年程前の話。
6年前の鈍りに鈍っている記憶と経験では、ちょっと難しそうで、この業務は一から教わろうと思う次第です。
パート初日ということもあり、まったく頭に入ってきませんでした。
パート初日4時間が怒涛のように過ぎました。
お昼を跨いだこともあり、店内のお客さんもひっきりなしに途切れることなく、その間もFF(揚げ物)を教わっていながらで、怒涛のような4時間はアッという間に過ぎました。
1ヶ月の無職期間で鈍りに鈍っていたせいもあって、パート終わりにはクタクタになり、久々の立ち仕事はかなり足が疲れました。
しかし借金返済を抱える主婦に弱音、泣き言は許されないので、新しいパート先に早く慣れるべく、鈍った心と身体を切り替えて行かねばと思いながらパートに励みます。
そして初日終了の帰り際、次回の出勤時間を伝えられました。
肝心の時給とシフトの打ち合わせはその時なのでしょうか。
ひとまずは働くことで、先々の生活苦、赤字家計が解決されてゆくと信じて、長く勤めたいと思います。