屈辱の直談判でした


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逮捕された夫の嘆願書を弁護士事務所に届けに行き担当弁護士に渡したところ、その足で検察官に届けるとのことで「一緒に検事に渡しに行きますか?」と聞いてきました。

そんな直談判のようなこともできるのか、と思いました。

すぐに辞去してパートに出なくてはならなかったのですが、私としては「かすかな希望の嘆願書」も、より強いものになると咄嗟的に思い、その場からパート先に急休の連絡を入れました。

検事への屈辱の直談判でした。

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弁護士と検察に向かう途中の電車内は大変気まずい間の空気で、会話が途切れ途切れになって多くのことを話せませんでしたが、嘆願書を提出する際には「お詫び」の姿勢でと言われました。

その時に何か言われても「神妙」にと。

そう言われなくても、事件で疲れていますので神妙にお詫びしているように見えると思いましたが、検事に嘆願書を直接渡すということはそういうことなんだと分かりました。

私としても一言、寛大な処置になるよう言葉を考えて検事のところに向かいました。

応接室に現れた検事。

私はその存在感の鋭さ?に威圧されました。

夫が逮捕された時に、任意同行を求めて自宅に来た刑事さん方も、どことなく悪を許さないような姿勢は感じたのですが、目の前に現れた検事さんは、刑事のその悪を許さないような姿勢に加えて「とてつもない正義感」を受けました。

まるでこの人の近親にはダメな人間がいないと思えるぐらい隙間のない印象で、情にすがれば多少は何とかなると思っていた私でしたが。

まるで「恥を知れ」と言われているようで、まったく別の世界の人に見えました。

何も言えないまま、促されるままでした。

そんな「恥を知れ」と言われて、恥を承知の上で晒しにきているような関係は、屈辱的な気分を味わされました。

一応、私なりに何か言われたらこう言おうと考えていたものも空っぽになりました。

私は検事と最初に一回だけ目が合っただけで、何も聞かれず、言うこともできないまま弁護士に促されるままに、嘆願書を渡して頭を下げてお辞儀だけするのが精一杯でした。

ただ検事と弁護士との会話を聞いていても、夫の事件が「そんな簡単には済まない」ことは伝わってきました。

最寄の駅で弁護士と別れ帰宅しました。

喫茶店で事件の説明と見通しを伺い、私は弁護士と別方向の電車で帰宅しました。

築40年の貧乏我が家に帰宅して、いつもの空気に戻ったものの、今日会った検事の威圧感は残ったままでした。

そして落ち着いて考えますと、私が検事の隙間のない存在に威圧されるようなことは何もしていないのにと思いました。

私は、きっとその時、会ったことのないエリートのような階級の違いを気にしていたのだと思うと余計に屈辱に感じました。

長い貧困生活で今さら何をと思うのですが・・・

いざとなると変な意識が芽生えて、思っていることを何も言えないどころか、たじろいでしまい大切な人も守れないのかと落ち込みました。

別次元で別世界の人への直談判で、いっぺんに頭の中が空っぽになって、検事に言いたかったことも忘れてしまいましたが、整理しきれない言葉を気持ちで表現しますと・・・

あんな世界はゴメンだと思う貧困主婦の私が、「こっちの世界へ夫を戻してください」と言いたかっただけ、ただそれだけです。

どんなに「恥を知れ」と言われるような屈辱を受けても仕方ありません。

ですので私は構わないので、言われるがまま促されるままでも出来ることはしたいと思った次第です。

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私は最初、任意整理という方法で債務整理をしました。

40回ほど1度も遅延せず分割金の支払いをしていたのですが、思わぬ状況から(記事で察してください)人生をリセットしたくて残りの借金を自己破産させていただくことで相談しています。

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