明日はパートの公休で夫に面会に行けると思いながら、離婚の決意を胸に秘めてパート出勤でした。
いくらか陽気な気温でしたが、そのせいもあってか時の流れがゆっくり重く感じました。
時計の針がゆったり進んでるようでした。
長期化してしまった貧困生活では焦るばかりで、時に思ったように時間が進まないときや時間が足りないと思うことはありました。
夫が事件をおこしてからというものは、夜中こそ時間の進み具合が長いと感じましたが、今日のように時計の針が「ゆったり進む」ように感じたのは始めてではないかと思います。
借金返済を抱えた貧困生活は、毎日せわしないものでした。
今でもその状況は変わらず、今月も始まったばかりというのに、乏しい財布の中を確認しながらの毎日です。
もう何年もそんなお金にせわしい日々で、現在はそれに輪をかけて忙しい日々なのですが、離婚の決意とは別に、自分の中で区切りをつけたがっているのか、と思いました。
きっともう気持ちが変わることはないと実感しました。
もちろん明日の面会で、夫に私の決意を告げるつもりはありません。
明日は、この一週間の借金(連帯保証人の件)のトラブルの連絡と、それでも金策は私が必ずする旨を伝えるだけです。
今までと違い、お婆ちゃんのような気持ちで面会室で夫と会うのかは分かりませんが、私の気持ちとしては、あの拘置所に面会に来た人が味わうであろう、最寄駅の切ない思いは薄れるかもしれないと思っています。